AIH(人工授精法不妊症)と不妊

AIH(人工授精法不妊症)と不妊

『AIH(人工授精法不妊症)と不妊』

 AIHとは不妊治療の一つ。
人工授精法のことです。海外では主に子宮腔内精子注入法(IUI)と呼ばれています。

 治療の流れとしては、
排卵日を予測→精子を採取→精子を洗浄、濃縮処理→子宮内腔に精子を注入という流れです。

 この治療が適用されるのは、精子に異常がある場合(精子減少症、精子無力症など)や
性交障害がある場合などです。

大体6回くらいまで試して妊娠しなければ、次のステップに進むことになります。

 気になる費用ですが、一回あたり約15000~20000円。
排卵日を予測したり、排卵誘発を行う場合、それらの費用も合わせて30000円前後。


 
 ところで、稀にではありますが何度も繰り返し人工授精を行った場合、女性側の体に精子に対する抗体が出来てしまう場合があります。
つまり精子を「異物」とみなして排除してしまうようになるわけです。
もしくはこれも稀ですが卵管水腫という症状が出てしまう事もあります。
 

 ただこれらの副反応が起こる確率はそれほど高くないので、人工授精の後に特別に生活を変える必要はありません。
激しい運動を避けることくらいですね。

 しかし、出血したり下腹部痛が起こったりした場合は速やかに病院に連絡してくださいね。


 少し残念なことに、人工授精は何度も繰り返した際の成功率でさえ10%前後という
簡単に妊娠成立する治療法ではありません。
ですから逆に言えば、1度や2度成功しなかったからといって悲嘆することはないのです。

治療しているのに妊娠が成立しないと切なくなったり、自分を責めたくなったり、
悲しくなったり…そういった気持ちが生じるのは仕方ないことですが、
AIHは何度も挑戦して成功した方たちもたくさんおられるということを忘れずにいてもらえればと思います。

カテゴリー:不妊治療